レッスンと演奏に役立つ ショパンまるごと講座
ショパンが「ポロネーズ」で伝えたかったこと
今、ウクライナで起きている惨状は19世紀のポーランドそのままです… 。
友人達と共に銃を持って戦うことのできなかった病弱の彼が選んだ「亡命ポーランド人」としての生き方において、「マズルカ」と「ポロネーズ」を高度な「芸術作品」に昇華させ、外国の、しかも後世の人々にまで「ポーランド」という国名とその悲惨な歴史を伝えるのは、彼にとっての、生涯を貫く使命でした。しかしながら、民衆の悲喜こもごもを歌い語るマズルカと異なり、「ポロネーズ」は彼にとって簡単に書けるジャンルではありませんでした。当時のショパンにとってポロネーズは、単なる舞曲ではなくなり、ポーランド国家の威信やあるべき姿の象徴だったからです。
今回、そんなショパンの思いが詰まったポロネーズ(出版作品全7曲)の講座を開講いたします。ショパンの全作品を「弾く」「聴く」ということは、そういうことだったのだ、と気づき合うショパンまるごと連続講座の最終回となります。是非とも御参加ください。
<ご案内>

日時 | 2024年2月16日(金) 毎月1回第4金曜日10:30〜12:30 (初回のみ第3金曜日) |
会場 | カワイ梅田コンサートサロン 「ジュエ」 |
テキスト | PWMショパン全集(エキエル版) Aシリーズ 6 POLONEZY ※日本語版は未出版 |
受講料 | 全納 6講座24,000円(税込) 分納 3講座12,000円(税込)×2回 |
お問合せ | ムジカ工房 info@musicakobo.com 072-689-0727 |
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