ムジカ工房は、音楽教育家・北村智恵をサポートする、小さなアトリエです。

ムジカ工房-2011年過去のコンサート一覧

2011年 コンサート

2011年12月14日(水) 「ショパンへの道」vol.16

北村智恵ショパン・ピアノ作品全曲レクチャーコンサート
「ショパンへの道」vol.16~僕が僕であること「幻のショパン作品」~

日時:12月14日(水)19:00開演
会場:高槻市立総合市民交流センター8Fイベントホール
料金:前売3,000円/当日3,500円
チケット1枚につき、500円を、「東日本大震災」被災遺児のための義援金とさせて頂きます
主催:ムジカ工房

[出演]
岡本麻子(ピアノ)
※林佳勲、雨田真由美、高瀬佳子、清水道代、寿恵由希子、望月優
※「ヘクサメロン変奏曲」全曲演奏のため、6人のピアニストが友情出演します

[プログラム]
ショパン:ソナタ 第1番、第3番
「ヘクサメロン変奏曲」全曲
■幻の「ヘクサメロン変奏曲」全曲演奏
 時は1837年。ヨーロッパ中の大ピアニスト達が鎬を削っていた革新都市パリにて、ある一人の女性が、当時パリでも最も有名なヴィルトゥオーゾ(巨匠)と評されている6人のピアニストに、共通のテーマで作曲を依頼した。彼女はイタリアの公爵夫人で、パリに亡命しているイタリア難民救済のためのチャリティー・コンサートを計画してのことだった。
 依頼されたピアニストは、リスト、ショパン、タールベルク、ピクシス、エルツ、ツェルニーの6人で、それらを繋ぎ合わせた曲はギリシャ語で「ヘクサ(6つの)メロン(詩)変奏曲」と名付けられた。
 だが、当時もその後も演奏会の確実な記録はなく、174年経った今も、全曲通しての演奏は言うに及ばず、これらの曲の存在すらほとんど知られていない。この6人がいつ、どこで弾いたのか、そしてどんな曲なのか、今回の「幻のコンサート」の再現を、乞う御期待!
(by 北村智恵)

2011年09月05日(月) 高瀬佳子 20周年記念ピアノリサイタル

高瀬佳子 演奏生活20周年記念 ピアノリサイタル

日時:9月5日(月)19:00開演
会場:いずみホール
料金:前売3,000円/当日3,500円 ※全席指定(当日座席引換17:30より)
チケット1枚につき、1,000円を、「東日本大震災」被災遺児のための義援金とさせて頂きます
主催:ムジカ工房

[出演]
高瀬佳子(ピアノ)

[プログラム]
シューマン:交響的練習曲 op.13
ヒナステラ:アルゼンチン舞曲 op.2
バーバー:組曲『スーヴェニール』より
十河陽一:風の端  他

■20周年記念リサイタルに寄せて
 1991年9月5日、新大阪メルパルクホールにて、「高瀬佳子ピアノ・リサイタル」が開催されました。それは彼女がドイツ留学を終えて帰国した直後で、彼女にとっては日本における最初のリサイタルでした。今回同様ムジカ工房の主催でしたが、キャパ800のホールは満席となり、暖かい大きな拍手に支えられた、演奏活動開始の第一歩でした。
 ベートーヴェン、シューマン、ショパン等のプログラムとともに、翌年夫君となられた十河陽一氏の「悲の地」が入っていて好演でした。以来毎回、彼女のリサイタルには必ず彼の作品が入っています。シューマン夫妻のように、作曲家とピアニストが互いの距離を保ちつつ、良い意味で触発され合い、互いを高め合って歩んできたこの20年の道のり、そして彼女の「音楽」への思いや、学び方そのものを、今回20年の節目に、皆様にお聴き頂けますことを心から幸いに思います。
 今春3月11日「東日本大震災」が発生し、大津波などによって多くの被災者が出ました。私共は、このコンサートを被災遺児救援のためのチャリティ・コンサートと致します。
 16年前「阪神大震災」が起こり、その時も私共は10年間(35回)チャリティ・コンサートを開催し続けましたが、彼女は、そのコンサートにも数多く出演し、長年演奏で協力し続けています。様ざまな意味で、自己満足に陥ることなく、より高きもの、より深きものを求め続け、音楽で自らを生かし、音楽で人の役に立つ生き方を──私が、彼女の子どもの頃から伝え続けて最も大切にしていることを「生き方」として実践しつつ、常に「音楽」のあるべき姿を問い、求め続けて演奏生活を続けてきた彼女の歩み方、そして実際の20年の歩みに、教え子ながら私は心から励ましの拍手を贈りたいと思っています。
(by 北村智恵)

2011年08月05日(金) 今、心に沁みるひとしずくのショパン

大大阪レトロナイトシリーズ
今、心に沁みるひとしずくのショパン ~手紙で綴るショパンの世界~

日時:8月5日(金)19:00開演
   19:00~コンサート/20:00~食事 (予定)
会場:堺筋倶楽部 4Fオリエンタルルーム
料金:7,000円[コンサート+フレンチコース料理+1ドリンク]
主催:堺筋倶楽部 http://www.sakaisujiclub.com

[出演]
林 佳勲(ピアノ)、北村智恵(朗読)

■会場となる「堺筋倶楽部」は、昭和初期に建てられた旧銀行を、レストランとして改装、
古き良き時代をしのばせる、おしゃれなレトロビル。
その空間で味わう、上質の音楽と料理。特別な一夜を演出します。
■演奏は、「ショパンへの道」(ムジカ工房主催)でもお馴染みのピアニスト、林佳勲(リン・ジャシュン)さん。
気品溢れるノクターンとワルツ、そして望郷のマズルカ。19世紀のパリのサロンを彷彿とさせる夜会です。

2011年07月18日(祝) 第7回希望コンサート「みんなの音楽」

音楽の愉しみ・出会い・感動・元気
第7回希望コンサート「みんなの音楽」

日時:7月18日(祝)13:00開演
会場:高槻現代劇場 中ホール
入場無料・要整理券
主催:ムジカ工房

[出演]
北村智恵(司会)
中山英雄(コメンテーター)
大田智美(アコーディオン)、林佳勲(ピアノ)、小山菁山(尺八)、石井聡子(ヴァイオリン)
音楽を通して、瑞々しいもの、美しいもの、暖かいもの、等さまざまな発信を送って下さる演奏者・演奏家

■”ほのぼの”あり、”笑い”あり、”癒やし”あり、”活気”あり、”感動”あり…
さらに今年は、「東日本大震災」の被災者の方がたへの追悼と祈り、応援の気持ちを込めて、いつも以上に内容の濃いプログラムとなりました。
音楽で”祈り”を捧げるために、3組の出演者が『アメイジング・グレイス』を演奏。他にも、東北地方に関連して、『鳩笛の唄』の独唱、宮澤賢治『永訣の朝』の朗読とピアノのコラボ、などがありました。
ゲストには、大田智美さん、中山英雄さん親子が東京からいらして下さいました。大田智美さんはアコーディオンのソロ演奏と、中山先生との親子デュオで楽しませて下さいました。また、中山先生は、当日コメンテーターとして出演者の方がたに暖かいメッセージを送って下さいました。
今年から、東日本大震災応援コンサートとして、ゲスト以外にも、プロの演奏家がボランティアでご出演下さいました!
■このコンサートは、「サポーター会」の会費によって運営しています。
今年度より、サポーター会費の半額分を、「東日本大震災」被災遺児のための義援金とさせていただきます。

2011年06月23日(木) 「クラシック再発見」第2回

北村智恵プロデュース「クラシック再発見」
idea concert series vol.2 ~世界の音楽『舞曲』編

日時:6月23日(木)19:00開演
会場:高槻市立総合市民交流センター8Fイベントホール
料金:前売1,500円/当日2,000円
チケット1枚につき、チケット代の1/3(500円)を、東日本大震災被災遺児のための義援金とさせていただきます
主催:ムジカ工房

[出演]
北村智恵(企画/構成/お話)
ideaメンバー:
 岡野弥生(Pf)、北聖子(Pf)、杉本明子(Fl)、野村初葉(Vn)、手塚康世(Pf)、望月優(Pf)

[プログラム]
バーバー:ためらいのタンゴ
アルベニス:『スペイン』より マラゲーニャ、ソルツィーコ
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ファリャ:火祭りの踊り
サティ:ジムノペディ 第1番
バルトーク(セイケイ編):ルーマニア民族舞曲
モンティ:チャルダッシュ
ビゼー(ボンヌ編):『カルメン幻想曲』より ハバネラ  他

■ideaとは…「考え」「理想」という意味のイタリア語です。
北村智恵先生を通じて出会った私たち6人は、この出会いに縁を感じ、音楽を通して共に学び合い、つながりを深めようと、一緒に活動することになりました。それぞれが”理想”の音楽を目指し、”考え”を出し合いながら成長して行けるグループになるよう、idea(イデア)と名付けました。また、応援してくださるみなさまにとっても、”イデア”を共有していただけるコンサートにしていきたい、という思いを込めています。
 (by ideaメンバー)

2011年04月17日(日) ショパンピアノ作品コンサート

ショパンピアノ作品コンサート

日時:4月17日(日)14:00開演
会場:文化パルク城陽 ふれあいホール
料金:一般3,000円/予約割引券2,500円
コンサートの収益金の一部を日本赤十字社を通じて、東北関東大震災の被災地に寄付致します。
主催:アルシュ音楽プロダクション
   http://www.archemusic.net

[出演]
林 佳勲(ピアノ)、北村智恵(レクチャー講師)

■「ショパンへの道」(ムジカ工房主催)で、お馴染みのピアニスト、林佳勲(リン・ジャシュン)さんによる、オール・ショパン・プログラムのコンサートです。
レクチャー講師として、北村智恵が出演致します。
ショパンの作品や、作曲された背景などのお話しを交えたコンサートです。

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