ムジカ工房は、音楽教育家・北村智恵をサポートする、高槻市の小さなアトリエです。

ムジカ工房-ナラティブコンサートvol4-A4チラシ

ナラティヴ・コンサートシリーズ 第4回

Narrative concertとは

毎回、個々のテーマに基いて、選曲されたそれぞれの音楽を、ある視点から見た解説に従って、作品の内容・背景・影響など、音楽と社会との接点を認識しつつ演奏をお楽しみいただくコンサートです。

戦争と音楽Vol.2 ~アウシュヴィッツに消えた音楽家たち

ナチスによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)は、570万人もの人の命を奪いました。
音楽史上、才能のある音楽家の中にもユダヤ人が多くいます。チェコ在住の作曲家、ヴィクトル・ウルマンもその内の一人ですが、彼はアウシュヴィッツへ移送され、毒ガス室で命を奪われるまで、プラハ北方テレジンのナチス強制収容所に、数年もの間収容されていました。
そして有名なG.マーラーの姪アルマ・ロゼ(当時の著名ヴァイオリニスト)もまた、アウシュヴィッツ到着後、絶命するまで9カ月余もそこに収容されていました。すぐに殺されなかったのはなぜか、それは、彼や彼女が「音楽家」だったからです。しかもそれは音楽することで延命したのではなく、ナチスが彼や彼女たち多くの音楽家をプロパガンダに利用するための年月だったのです。
今回のナラティヴ・コンサートは、その事実を伝える資料に基きそこで作曲されたり演奏された曲を、背景をまじえてお伝えします。
「音楽」とは何か、そしてその底力を再認識することで人類の「希望」を見出したいと思います。

日時2026年5月5日(火・祝) 
開場 13:30
開演 14:00
会場高槻市民交流センター クロスパル高槻8Fホール
(JR高槻駅中央改札口より徒歩2分)
参加費3,000円
お問合せナラティヴ・コンサートを聴く会/
tel:0725-57-4090
ムジカ工房/tel:072-689-0727
主催主催:「ナラティヴ・コンサートを聴く会」 
後援:一般社団法人 ムジカ工房 協力:カワイ梅田
企画・監修:北村憲一・橋本喜郎

プログラム

演奏曲目

■P.サラサーテ
 ツィゴイネルワイゼン
■J.ブラームス
 ハンガリー舞曲第5番
■V.モンティ
 チャルダッシュ
■F.ショパン
 エチュード ホ長調op.10-3
■野田雅巳編曲
 「アウシュヴィッツのショパン」
 (ショパン・エチュードop.10-3より)
■V.ウルマン
 ピアノソナタ第7番(遺作)

演奏者

ピアノ 高瀬佳子

高瀬佳子

京都市立堀川高校音楽科、京都市立芸術大学卒業、ミュンヘン国立音楽大学大学院(マスタークラス)修了。ムジカ工房、文化環境を惟う集い、ドイツ観念論研究会、高瀬佳子を聴く会などの様々な主催によるソロリサイタルを多数開催。NHK FMや海外での放送、オーケストラとの共演、室内楽、伴奏、邦人作品の初演など内外の演奏会に多数出演。NEW MUSIC for NEW PIANIST(イタリア)においてAVK e CMP賞、国際演奏家録音賞コンクール(ウィーン)において特別推奨に選ばれ、ウィーンモダーンマスターズよりCDをリリース。「素顔の作曲家たち」「名曲誕生物語」など多数のコンサートシリーズを開催。CD「幻想曲」発売、様々なCD制作や映画制作に演奏で参加。北村智恵、出戸由記子、田中美鈴、横井和子、岡原慎也、クラウス・シルデの諸氏に師事。日本ショパン協会関西支部会員。

ピアノ 深見まどか

東京藝術大学付属音楽高等学校、同大学を経て、パリ国立高等音楽院修士課程ピアノ科、室内楽科、古楽科全てを首席修了。東京オペラシティ「B→C」リサイタル、NHK-Eテレ「クラシック音楽館」松平頼則作品ソリスト、銀座ヤマハ「ドビュッシーピアノ作品全曲リサイタル」、神奈川県立音楽堂「紅葉坂プロジェクトRavel Unveilled」で高評価を得る。青山音楽賞新人賞、ロンティボー国際コンクール第5位&最優秀ラヴェル作品演奏賞、ブゾーニ国際コンクール最優秀現代音楽作品演奏賞など受賞。ソリストとしてパリ室内管、ポルト国立管、東京フィル、関西フィル、大阪響などと共演。3枚のCD「ドビュッシー12の練習曲/ラヴェル鏡」「ヴィルトォーゾ」「間の礼讃」はすべて「レコード芸術」特選盤・推薦盤に選出。現在、大阪教育大学ピアノ科非常勤講師。オフィシャルサイト:https://madoka-fukami.com/

ヴァイオリン 上敷領藍子

東京藝術大学音楽学部首席卒業。同大学大学院修士課程修了。マーストリヒト音楽院首席卒業。宗次エンジェルヴァイオリンコンクール、バルレッタ国際音楽コンクール、レオポルド・ベラン国際音楽コンクール等国内外のコンクールにて多数受賞。また、青山音楽財団より新人賞、リゾナーレ音楽祭にてハイドン賞など受賞。これまでにオーケストラアンサンブル金沢、藝大フィルハーモニア管弦楽団、日本センチュリー交響楽団などオーケストラとも多数共演。これまでに本多智子、田渕洋子、浦川宜也、椙山久美、玉井菜採、ボリス・ベルキン、ジェラール・プーレの各氏に師事。京都コンサートホール第1期登録アーティスト。現在、国内外にてソロ、室内楽、オーケストラの客演など各分野において幅広く演奏活動をしている。2023年から0歳からを対象とした「おでかけクラシック」シリーズを主宰。www.kamishikiryoaiko.com

女声合唱団レガーテ

1975年、関西合唱団に所属していた子どもを持つ10名に満たない女性団員が、仕事や家庭を持ち子育てしながらも歌い続けたいと主婦班をつくる。後、広く団外にも団員を募集し「レガーテ」を結成。現在は40名近い団員となった。うたごえ運動に根差し、創立以来「平和」「愛」「いのち」への思いを歌い続けている。日本のうたごえ合唱発表会「女声の部」では30数回最高賞を受賞。全日本おかあさんコーラス全国大会に大阪代表として7回出場し、ひまわり賞を5回受賞。又、独自コンサート18回、ミニコンサート&うたう会「うたの花束」多数開催。東日本大震災被災者支援チャリティ・コンサート「祈り・希望」を9回共催する等、指揮者山本惠造氏と共に様々な演奏活動に取り組んでいる。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事