Narative concertとは
ナラティヴ・コンサートとは、毎回、個々のテーマに基いて、選曲されたそれぞれの音楽を、ある視点から見た解説に従って、作品の内容・背景・影響など、音楽と社会との接点を認識しつつ演奏をお楽しみいただくコンサートです。
第2回 黒人作曲家 Vol.2〜アフロ・アメリカン・レガシー
前回のコンサートのテーマの一つは音楽による「共感」でしたが、今回のコンサートのテーマは「共生」です。
植民地となった独立前の北アメリカはイギリス、オランダ、フランス、スペインなどの分割統治下にあり、その奴隷制度も様々でした。
約150年後の独立戦争では、白人だけではなく黒人奴隷や原住民も共に、宗主国となったイギリスと戦いました。
アメリカという国家は人種や宗教、文化などの坩堝、文字通り「合衆国」です。
ジャズはこの国土で、生存と自由を求め、「共生」する人々によって産み出された民俗音楽です。
今回はその発祥と進化及び黒人の魂を西洋の伝統音楽で表現した黒人音楽家の作品をナラティヴとピアノ演奏で辿ります。
<ご案内>
日時 | 2025年1月13日(月・祝) 開場 13:30 開演 14:00 |
会場 | 三木楽器開成館 2Fサロン ⼤阪府⼤阪市中央区北久宝寺町3丁⽬3−4 |
参加費 | 3,000円 |
お問合せ | ナラティブ・コンサートを聴く会/ tel:0725-57-4090 三木楽器 開成館/tel:06-6252-1820(水曜日定休) ムジカ工房/tel:072-689-0727 |
主催 | 「ナラティヴ・コンサートを聴く会」 後援:ムジカ工房 協力:三木楽器 企画・監修:橋本 喜郎 |
Vol.2 プログラム
第一部~民俗音楽としてのジャズ
ラグ・タイム
■スコット・ジョプリン(1868~1917)
「メイプル・リーフ・ラグ」
ブルース・ピアノ
■チャ-ルズ・エドワード・ダヴェンポート(1894~1955)
「カウ・カウ・ブルース」
ジャズ・ピアノ
■ジェリー・ロール・モートン(1885~1941)
「ブラック・ボトム・ストンプ」
他
第二部~西洋を伝承した黒人作曲家
■ロバート・ナサニエル・デット(1882~1943)
組曲「イン・ザ・ボトムズ」より
■ウィリアム・グラント・スティル(1895~1978)
「3つの幻影」
■マーガレット・ボンズ(1913~1972)
「トラブルド・ウォーター」
他
演奏者
ピアノ・解説 木下 千代
ピアノ 宮原雄大
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