Narative concertとは
ナラティヴ・コンサートとは、個々のテーマに基いて、選曲されたそれぞれの音楽を、ある視点から見た解説に従って、作品の内容・背景・影響など、音楽と社会との接点を認識しつつ演奏をお楽しみいただくコンサートです。
第1回 黒人作曲家 Vol.1〜植民地時代
この時代の黒人作曲家の多くは、現地の支配者階級の父親と奴隷の女性との間に生まれた混血児ですが、当時としては稀なことに、父親が自分の子供として庇護し、教育などの配慮を行ったため、音楽的な素養を伸ばすことができました。
絶対的白人優位の時代に於いて、身分や境遇に拘わらず、人間としての能力に差異はないことを、彼らの作品が証明しています。
今回は、サン=ジョルジュ、ホセ・ガルシア、ジョージ・ブリッジタワー、イグナティウス・サンチョ、ジョセフ・ホワイト、サミュエル・コールリッジ=テイラーの作品をお聴きいただきます。
<ご案内>
日時 | 2024年4月21日(日) 開場 13:30 開演 14:00 |
会場 | 三木楽器開成館 2Fサロン ⼤阪府⼤阪市中央区北久宝寺町3丁⽬3−4 |
参加費 | 3,000円 |
お問合せ | ナラティブ・コンサートを聴く会/ tel:0725-57-4090 三木楽器 開成館/tel:06-6252-1820(水曜日定休) ムジカ工房/tel:072-689-0727 |
主催 | 「ナラティヴ・コンサートを聴く会」 後援:ムジカ工房 協力:三木楽器 企画・監修:橋本 喜郎 |
Vol.1 プログラム
■サン=ジョルジュ(1745~1799)
ヴァイオリン・ソナタ Op1a-2
■ホセ・ガルシア(1767~1830)
歌曲:「アヴェ・マリア」
歌曲:「マリリア、真実を言わないで」
■ジョージ・ブリッジタワー(1778~1860)
歌曲:「ヘンリー」
■イグナティウス・サンチョ(1729~1780)
「12のカントリー・ダンス」より (Pf)
「新しい歌」より (Vo&Pf)
■ジョセフ・ホワイト(1836~1918)
「美しいキューバ娘」 (Vn&Pf)
「サマクエカ(ダンス・チリーナ)」 (Vn&Pf)
■サミュエル・コールリッジ=テイラー(1875~1912)
「ロマンス」ト長調 Op39 (Vn&Pf)
24の黒人の歌 Op59より「時には母のない子のように」 (Pf)
演奏者
ピアノ・解説 木下 千代
ヴァイオリン 柳 響麗
ソプラノ 草野 舞
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