ムジカ工房は、音楽教育家・北村智恵をサポートする、小さなアトリエです。

ムジカ工房-2013年過去のコンサート

2013年 コンサート

2013年11月17日(日) シルバーエイジの今からピアニスト「第9回ピアノ発表会」

北村智恵ピアノ教室
シルバーエイジの今からピアニスト「第9回ピアノ発表会」

日時:11月17日(日)11:30開演(11:00開場)
会場:今村学園 高槻幼稚園 ホール
入場無料
主催:ムジカ工房

■11月17日、今年の「シルバー・エイジの今からピアニスト」の発表会を開催しました。第9回でしたが、2000年6月にNHKの「にんげんドキュメント」というテレビ番組で放映された第1回のときから数えて13年目です。初めの頃、毎年は開催できなかったのですが、近年、「後期」高齢者が増えてきたこともあって、このところ年に1回は開催するようにしています。最高齢は86歳の女性ですが、足腰に支障があり、2~3年前から歩行器を使用してレッスンに通って来られ、ペダルを使えないので、もっぱらバロック期の作品を弾いておられます。ピアノの椅子に座ってしまえば、腕や手、指はしっかり動くのですから、本番でも、強弱やタッチによるメリハリのはっきりした演奏をされ、子ども達や若い人達にも良いインパクトを与えて下さったと思います。全体を通して私が最も嬉しいと思ったことは、「継続は力なり」と言いますが、長く続けていたら「本当にうまくなるのだなぁ」ということです。初めて全員が、声部による音量・音質の弾き分けが出来ていました。楽譜に書かれている音を鍵盤に移すという作業ではなく、他の音に比べて、旋律を浮き立たせること――音の大きさ(音量)だけではなく音の明確さ(音質の違い)等、やっと全員出来るようになりました。妥協することなく、みくびることなく、求め続けてきて本当に良かったと心から思っています。
 「70代も後半になると、それまで出来ていた日常のことで、”だんだん出来なくなる”ことが増えてくるんですけど、ピアノだけは、やればやるほど、だんだん出来ることが増えますね、上手になりますね」と、あるシルバーさんが言われていたことを思い出します。  幼児も、「障がい」児・者も高齢者も、私はみくびっていません。どの人にも大きな希望があることを私は知っているからです。
 やさしい小品あり、エチュードあり、名曲の編曲ものあり、名曲のオリジナルあり、とプログラムは様ざまでしたが、とにかくホットで和やかな会でした。子ども達、若い人達、手伝ってくれてありがとう!
(by 北村智恵)

2013年09月09日(月) ハーモニカの魅力「小さなオーケストラ」

和谷泰扶(ハーモニカ)&和谷麻里子(ピアノ)
「ハーモニカの魅力 小さなオーケストラ」(「みんなの音楽」特別企画)

日時:9月9日(月)19:00開演(18:30開場)
会場:高槻私立総合市民交流センター8Fイベントホール
料金:一般(前売)3,000円/一般(当日)3,500円/サポーター会員2,500円
主催:ムジカ工房

[出演]
和谷泰扶(ハーモニカ)、和谷麻里子(ピアノ)

[プログラム]
ピアソラ:リベルタンゴ
ガーシュイン:ラプソディー・イン・ブルー
山田耕筰:赤とんぼ
ほか

■今回、東京からいらして下さり、「みんなの音楽」にクロマティック・ハーモニカの演奏で出演して下さる和谷泰扶氏は、希望コンサート「みんなの音楽」サポーター会呼びかけ人のお一人でもあります。「みんなの音楽」では、時間の制約で多くの曲をお聴きいただけないため、ファンの方々の御要望にお応えすべく、9月9日の夜、高槻市立総合市民交流センター・イベントホールにて、特別リサイタルを開催致す運びとなりました。今年度の「みんなの音楽」の翌々日ですが、心ゆくまで和谷氏のマウス・オルガン(クロマティック・ハーモニカ)―小さなオーケストラの音色をお楽しみ頂ければ幸いです。

2013年09月07日(土) 第9回希望コンサート「みんなの音楽」

音楽の愉しみ・出会い・感動・元気
第9回希望コンサート「みんなの音楽」

日時:9月7日(土)14:00開演(13:30開場)
会場:高槻現代劇場 中ホール
入場無料・要整理券
主催:ムジカ工房

[出演]
北村智恵(司会)
和谷泰扶(ハーモニカ)、和谷麻里子(ピアノ)、岡田征士郎(バリトン)、江頭義之(ピアノ)、飛山百合子(三味線)、高木知寿子(ピアノ)
音楽を通して、瑞々しいもの、美しいもの、暖かいもの、等さまざまな発信を送って下さる演奏者・演奏家

[プログラム]
プロの演奏家によるパフォーマンス「~祈り・願い~」
・小さなオーケストラ(ハーモニカ)
・心を癒やす歌声(バリトン)
・受け継がれてきた、日本の響き(三味線)
・祈りを込めて「月光」ソナタ(ピアノ)
・宮沢賢治の作品を音楽とともに(朗読とピアノ)

アマチュア演奏家による瑞々しい演奏
・大人だって楽しみたい! ピアノの先生と「4手連弾」
・今年もみんなで参加します! 遥学園の子どもたち「合奏・合唱」
・シルバー世代 和気あいあい「ハーモニカ アンサンブル」
・盲目の二人が奏でる、優しい音色「オカリナとピアノ」
・思いを込めて、歌わせて「ヴィオラ」
・今年はチェロとアンサンブルで「グランド・ハープ」 他;”>

■このコンサートは、サポーター会の会費にて運営しています。サポーター会費の残金総額(コンサートの必要経費を除いた全額)を「東日本大震災」被災遺児のための義援金とさせていただきます。

2013年03月29日(金) 「もうひとつの音楽史」第2回

幕末明治の英国外交官アーネスト・サトウの日記から読み解く
「もうひとつの音楽史」第2回 日本洋楽事始め~帝都東京篇

日時:3月29日(金)18:00開場
   18:30~ プレトーク/19:00~ コンサート開演
会場:大阪市中央公会堂 小集会室(大阪・中之島)
参加費(資料込):前売4,000円/当日4,500円
収益金のすべてを、「東日本大震災」被災遺児のための義援金と致します。
主催:ムジカ工房

[出演]
北村智恵(解説/司会)
橋本喜郎(企画/資料)
雨田一孝(チェロ)
雨田万由美(ピアノ)
上野洋子(ソプラノ)
石井聡子(ヴァイオリン)
望月優(ピアノ)

[プログラム]
ピエルネ/セレナード op.7(ヴァイオリン独奏)
ベンデル/ジュネーヴ湖 より(ピアノ独奏)
メンデルスゾーン/無言歌集より(ピアノ三重奏編曲版)
ボイエルデュー/歌劇「白衣の婦人」より序曲(ピアノ連弾版)
シューベルト/歌曲「死と乙女」
ブラームス/歌曲「五月の夜」
ベートーヴェン/ピアノ三重奏曲 第3番 第1楽章

■NHK大河ドラマ「竜馬伝」でも登場した「アーネスト・サトウ」。彼が、65年間書き綴っていた日記に、音楽鑑賞の記述が出てくる。その中には、現在では演奏されることなく、聞いたことのない名前の作曲家の作品が、数多く記されている。どうして今では、演奏されなくなったのか…
忘れ去られた名曲にスポットを当て、私たちが知っている音楽史とはまた違った、「もうひとつの音楽史」を紐解くコンサート。
コンサートをより楽しめるよう、プレトークを開催。また、コンサート内容に関連した資料を、参加者全員に配布致します。会場では、アーネスト・サトウの生涯、年表、日記の複製などの展示を行います。

2013年01月27日(日) 親と子のためのニューイヤー・ピアノコンサート

ちえの輪セミナー特別企画
親と子のためのニューイヤーピアノコンサート

日時:2013年1月27日(日)14:00開演
場所:高槻市立総合市民交流センター8Fイベントホール
料金:一般2,000円/ちえの輪倶楽部会員・賛助会員1,500円/中学生以下1,000円
主催:ちえの輪倶楽部

[出演]
北村智恵(ナビゲーター)
清水道代、岡野弥生、北聖子、望月優 (ピアノ)

[プログラム]
ブルクミュラー:アラベスク
R.シューマン:楽しき農夫
チャイコフスキー:ひばりの歌
ショスタコーヴィチ:手回しオルガン
バダジェフスカ:乙女の祈り、叶えられた祈り
J.S.バッハ:前奏曲 ハ長調
モーツァルト:幻想曲 ニ短調
ベートーヴェン:エリーゼのために
シューベルト:楽興の時 ヘ短調
ショパン:華麗なる大円舞曲 作品18
リスト:愛の夢 第3番
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
リャードフ:オルゴール
フォーレ:組曲「ドリー」 より 子守歌
ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 作品72-2
レクオーナ:マラゲーニャ

■発表会などで耳にする機会の多い名曲の、本当の解釈や魅力をちえ先生に解説していただきながら、正統な演奏を聴く”目からウロコ”のコンサートです。子どもたちも無理なく聴くことができるよう、小品を中心に構成いたしました。音楽を楽しむだけでなく、指導者である皆さまにはレッスンのポイントを、生徒さんたちには、練習の励みや目標を持ち帰っていただきたいと考えております。大人から子どもまですべての年代の、ピアノ学習者やそのご家族、音楽愛好家の方々にご参加いただき、ご一緒にひとときを過ごしていただけるよう、日曜午後の開催にいたします。ぜひお誘いあわせのうえ、御来場下さい。
(by ちえの輪倶楽部事務局)

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