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ムジカ工房は、音楽教育家・北村智恵をサポートする、小さなアトリエです。
北村智恵ピアノ教室、コンサートの自主公演、ピアノ指導者セミナー開催等、行なっています。

指導ポイント

1巻 はじめての打鍵(鍵盤を知り、初めて音を出す)P.20-21

Ⅰ、音の知覚と認識
●鍵盤の左端の音を押さえ続け「この音は、 ピアノの音の中で一番低い音です。どんな音のようにきこえる?」と問いかける。
→「お寺の鐘の音みたい!」「ライオンかトラがうなってるみたい~」等、その子のイメージを引き出し、そのイメージに合わせて先生が、お寺の鐘をつくゼスチャーや猛獣が襲いかかるゼスチャーをし、そのタイミングに合わせて、生徒がその音を打鍵する。その音がピアノの最も低い音であることを知覚・認識させる。
●鍵盤の右端の音を押さえ続けて「この音 は、ピアノの音の中で一番高い音です。さっきの音とどう違う?」と問いかける。
→「すぐ切れた!」「小さな釘を打ったみたい!」「宇宙の音!」等、その子のイメージを引き出し、その子に続けて音を出させる。それが鍵盤上で一番高い音であることを知覚・認識させる。

●ピアノの鍵盤では、右へ行くほど高い音、左へ行くほど低い音が出るということを教える。

Ⅱ、黒鍵と白鍵の認識
鍵盤の手前のほうは平面で白い色=はっけん白鍵。鍵盤の黒のほうは細長いデコボコ。黒い色のところ=こっけん黒鍵。それぞれの名前(白鍵・黒鍵)を教え、確実な言葉(声を出させて)で確認する。→このとき、先生が教えて「わかった?」と訊ね、生徒がうなづくだけだったり、「うん」と返事をするだけの場合は認めないこと。この体験がこれからの「習い方」を決定づける。

Ⅲ、本に提示されている「最も低い黒鍵2つのところ」を「げんこつで(=指を気にしないですむ)」以下のようにリズム打ちをし、模倣させる。
、②、③ 、 ④
その際、のところ(4拍目)で「ハイ!」と声かけし、次の1拍目でタイミング良く打ち始めることができなければ拍節感がないと判断し、「ハイ!」と促しながら何度も練習する。休符( )の長さを( )と同じ長さで感じることが大切。休符は「休み」ではなく「音がないことでリズムを構成している」という認識を指導者自身が重要視すること。また、馴れてきたら、「ハイ!」の代わりに音を立てて息を吸う。生徒にも同じところ(4拍目)で息を吸わせる。フレーズの始まりの前や、フレージングで息を吸う習慣につながる。
いろんなポジションのCisとDisを①~④のそれぞれのリズムで打ち、拍節感が育ってきたら両手でなど、
音域を広く使ってポジションの違い(音色の違い)から生れるさまざまなリズムを楽しめるように促す。馴れてきたら生徒に先導させ、先生が模倣する。

Ⅳ、本に提示されている「最も高い黒鍵3つのところ」でもⅢ同様のやり方で。

Ⅴ、黒鍵2つグループと黒鍵3つグループを両方とり合わせてさまざまなポジションでさまざざまなリズム打ちをする。
(生徒のリズム感が良ければ、などシンコペーションリズムも取り入れる)




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