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ムジカ工房は、音楽教育家・北村智恵をサポートする、小さなアトリエです。
北村智恵ピアノ教室、コンサートの自主公演、ピアノ指導者セミナー開催等、行なっています。

指導ポイント

1巻 ドシドシいばりやマーチ/ドシドシぴょんぴょんマーチ

ドシドシいばりやマーチ(P.32)
 シ(H)の音がP.30-31で習ったレ(D)の音とどう違うのか、五線上の位置をしっかり把握させる。へ音記号の第5線より上に、はみ出した音で、前に習ったド(C)の音の加線の高さよりは低いということを認識させる。ベンジャミン・バニー氏の絵から受ける印象(叱られて、前をトボトボと歩いている息子ベンジャミンやピーターの足取り・足音とは随分違った)、1音1音はっきりした音が出せているかどうか、自分の耳でよく聴き、確かめながらイメージどおりの音をつくって弾く。注意事項は「ドレドレいばりやマーチ」と同じ。特に第2・第3指の打鍵は大切。(1=ドと思い込んでしまうのはこの時期なので必ず異る指で弾く体験を。)

ドシドシぴょんぴょんマーチ(P.33)
 前のページ(P.32)で習ったシ(H)の音を探させ、自分で気づかせる。スタッカート記号を指して名前を訊ね、タッチや音の切り方が、「ドレドレぴょんぴょんマーチ」のときと同じようにできているかどうか問いかける。必ず第2・第3指で弾かせること。両方の指づかいで弾けるようになったら、「ドシドシいばりやマーチ」(P.22)と「ドシドシぴょんぴょんマーチ」をつなげて同じテンポで弾き通す。特に(4分休符)の長さが短くならないよう拍節を感じて弾いているかどうかは大切なチェック・ポイント。 P.32-33が通して弾けるようになったら、P.30-33を通して弾き通す。その際、P.31からP.32に移るときは、P.31の最後のの間に(止まらないで)ページがめくれるよう、めくりやすくするために(つまめるように)下の角を折り曲げ、浮いたその部分を、左右どちらの手でめくれば次のページを支障なく弾けるかということを問いかけ考えさせる。(次のページの頭5拍分が左手打鍵であることに加えて、P.31の最終小節は右手打鍵+であることから、当然右手でめくる。)
 また、P.31-32(裏おもてに印刷された1枚の紙)を縦に筒状に巻き、P.30とP.33が見開きで同時に見渡せるようゼム・クリップ等で止め、P.30とP.33を両手で同時に弾かせる。1回目はマルカートで「ドレドレドシドシいばりやマーチ」。2回目はスタッカートで「ドレドレドシドシぴょんぴょんマーチ」となる。左右の動きがシンメトリーに作曲されているので同じ指使い(1-2、2-3)で弾ける。(反進行)
 P.30をA、P.31をB、P.32をC、P.33をDとしたとき、
  1.Aのみ弾く
  2.Bのみ弾く
  3.ABつなげて弾く
  4.ABA→三部形式の基礎(集中力の向上)
  5.AAB→バール形式(3回目に変化する形)
  6.Cのみ弾く
  7.Dのみ弾く
  8.CDつなげて弾く
  9.CDC→三部形式
 10.CCD→バール形式
 11.ABCDつなげて弾く
 12.AとDの反進行でマルカート奏法
 13.AとDの反進行でスタッカート奏法
 14.Bの左手の音だけをオクターヴ上の位置で(ポジションを指定し第2指で)交差して弾く。
 15.Dの右手の音だけをオクターヴ下の位置で(ポジションを指定し第2指で)交差して弾く。
 以上1~15は、各ページを子ども自身が単独で弾いて進んで行くだけでは得られない「集中力」「構成力」「表現力」が養われ、何より「弾きこなす」という習熟度が高まる。 1つ1つの「できること」の組み合わせや、先生のひと工夫が、子どもの能力開発を促し、子どもに興味や向上心を持たせ、そして何より、「音楽に対して謙虚な姿勢」を育てることに繋がる。




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