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ムジカ工房は、音楽教育家・北村智恵をサポートする、小さなアトリエです。
北村智恵ピアノ教室、コンサートの自主公演、ピアノ指導者セミナー開催等、行なっています。

2012年

2012年03月09日(金) 「もうひとつの音楽史」第1回

幕末明治の英国外交官アーネスト・サトウの日記から読み解く
「もうひとつの音楽史」第1回 日本洋楽事始め~横浜・居留地音楽

日時:3月9日(金)18:00 開場
   18:30~ プレトーク「アーネスト・サトウと"西洋"音楽」
   19:00~ コンサート開演
会場:大阪市中央公会堂 小集会室(大阪・中之島)
参加費:前売4,000円/当日4,500円 (資料込)
参加費には、「東日本大震災」被災遺児のための義援金500円を含みます。
主催:ムジカ工房

[出演]
北村智恵(解説/司会)
橋本喜郎(企画/資料)
木下千代(ピアノ)、井上朋子(ピアノ)、雨田一孝(チェロ)、雨田万由美(ピアノ)
石井聡子(ヴァイオリン)、杉本明子(フルート)、上村朝子(ソプラノ)、望月優(ピアノ)

[プログラム]
ウェーバー:祝典序曲 op.59(ピアノ連弾)
アラール:ヴェルディのオペラ「椿姫」の主題による幻想曲 op.38
ランゲ:レントラー「おばあちゃん」
プラガ:セレナーデ
メンデルスゾーン:オペラ「異国よりの帰郷」 序曲 (ピアノ連弾)
フンメル:ピアノ三重奏曲 第4番 ト長調 op.65

■NHK大河ドラマ「竜馬伝」でも登場した「アーネスト・サトウ」。彼が、65年間書き綴っていた日記に、音楽鑑賞の記述が出てくる。その中には、現在では演奏されることなく、聞いたことのない名前の作曲家の作品が、数多く記されている。どうして今では、演奏されなくなったのか...
忘れ去られた名曲にスポットを当て、私たちが知っている音楽史とはまた違った、「もうひとつの音楽史」を紐解くコンサート。
コンサートをより楽しめるよう、プレトークを開催。プレトークに参加できない方のために、コンサート内容に関連した資料を、参加者全員に配布致しました。
会場では、アーネスト・サトウの生涯、年表、日記の複製などの展示や、開港した当初の横浜の様子がわかる、絵や絵葉書、写真の展示を行いました。
■明治・大正の雰囲気を留めた中之島の中央公会堂で行われた室内楽の夕べ。
アーネスト・サトウが日本で活躍した頃にタイムトリップしたような、当時のサロンコンサートに参加しているような、そんな雰囲気を味わうことのできるコンサートとなりました。
来年、第2回を開催予定。幕末明治に活躍した英国外交官アーネスト・サトウの日記に書かれた音楽鑑賞の記録。そこから見えてくる「もうひとつの音楽史」とは...。あなたも一緒に時間旅行してみませんか。

■アーネスト・サトウ(Sir.Ernest.Mason.Satow.G.C.M.G)
1843年6月30日生~1929年8月26日没。英国人外交官・日本学者。1861年8月英国外務省の通訳生採用試験に合格。清国を経て、1862年9月横浜の英国公使館に着任。その天才的な語学力に日本的な名前も手伝って、西郷隆盛や伊藤博文などの勤皇の志士たちと親密な関係を築く。維新回天運動の指針となる「英国策論」を22歳で著す一方で、日本文化に関する論文や翻訳を発表、旅行記や口話辞典などを出版して日本学者としても活躍する。1882年末に日本を離れ、1884年シャム(現在のタイ)総領事~弁理公使、1889年ウルグアイ弁理公使、1893年モロッコ全権公使を歴任し、1895年全権公使として再び日本の土を踏む。1900年清国公使に転任、1906年に退官した後、枢密院顧問官とハーグ国際仲裁裁判所英国代表に任命され、1907年ハーグ万国平和会議に英国次席代表として出席する。引退後はデヴォン州オタリー・セント・メリーに居を定め、治安判事や、地域の各種団体、協会役員などを務める。晩年にロングセラーとなる「一外交官の見た明治維新」(邦題)を出版。毎日数種の読書と2時間程度のハードな散歩を欠かさなかったサトウは、その日記の中に大好きな音楽鑑賞の記述も数多く残している。18歳で故郷を離れる時からつけ始めた日記は、83歳で筆を擱くまでの65年間で45冊に及び、彼の生きた時代を知る貴重な資料となっている。



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